2009年3月31日火曜日

武相荘にて




歌舞伎見物の翌日、旧白州邸「武相荘」に行ってきました。30年近く前故正子さんの著書「花」と出会いました。大きな壷にいっぱい自然なかたちの枝を挿したり、自在にやかんを下げて野の花を生けたり、昔農家で使われていた生活道具にすすきや椿の実を挿したりとその頃の私には新鮮なことばかりで驚きました。その後、雑誌で自宅の様子を拝見し、その美意識にずっと憧れていました。おふたりとも亡くなられてお住いが美術館になり見学できるなんて夢のよう。想像していたよりずっと質素で簡素な印象を受けました。究極の美とはこういうことをいうのかしらと久しぶりに「花」を見ながら、武相荘に思いを馳せています。


2009年3月30日月曜日

歌舞伎は素敵!




近い将来歌舞伎座が解体されると聞いて、見に行ってきました。まだ2回目なのですが、そうと知っていたら、無理してでももっと行ってみたかったと思います。あの風格ある建物、中の様子はまるで江戸時代を思わせるよう、いろいろなお店も楽しくて、前に本で紹介されていましたが、舞台裏というのか舞台下というのか 複雑で緻密な構造には驚きでした。あの素晴らしい建物が、解体されるなんて、老朽化とはいえ本当にもったいなくて残念です。今度はいつ行けるかわかりませんが、もう1度歌舞伎座を見ておきたい気持ちがします。お芝居のほうはお馴染み「赤穂浪士」で、よく知っている話ですが、痛切な別れの場面が多く、何度も涙が出ました。写真は歌舞伎座前は人がいっぱいで写せず、2階席と3階席の変な写真になりました。




2009年3月11日水曜日

クリスマスローズ展にて







先日の新聞にも載っていましたが、雪の中からでも顔をのぞかせて咲くというクリスマスローズが最近のブームです。うつむいて楚々と咲く様子がなんとも可愛らしく、私も大好きな花で、豊平公園で開かれている展示会にいってきました。はなびらも一重のもの、フリルのような八重のもの、さきの尖った桜のようなものなど、控えめな花ながらなかなか華やかでした。一鉢欲しいなと思いながら、お値段もわりとよかったので、今回は我慢。かわりに少し時期はずれですが、カレンダーを買い、雰囲気の好きな宮田屋珈房さんで珈琲タイム。少し早い春を味わったような気分でした。

2009年3月4日水曜日

ひなまつりも終わり・・・


春の日差しになってきました。今年も忘れずに春がきてくれて本当に嬉しいです。お名残惜しいですが、おひなさまとはまた来年お会いしましょう。下手な写真ばかりで判りづらいのですが、孫のベストがようやく編みあがり、その1枚と、相変わらずゴロゴロしている猫ちゃんたちの1枚です。



2009年2月24日火曜日


また包み紙です・・・


美唄のお菓子屋さんの包み紙です。町並、建物、公園、特産物等々、やさしい色合いで描かれていて、ふるさとの香りいっぱいというところです。松浦武四郎が安政3年頃に、この地を訪れた(開拓?)ときの感想や、石川啄木が明治に訪れたときの歌などが書かれていて、とても興味深いものでした。今度もし美唄に行く機会があったときは、違った視点で町を見ることができそうです。